こんにちは
神奈川大学合気道部3年の林です。
2012年も残すところあと数時間といったところでしょうか。
みなさんにとって2012年はどのような一年だったでしょうか?
または2011年のちょうど今頃、来年はどのような年にしたいとお考えだったでしょうか?
僕はと言いますと、ちょうど去年の今頃はバイトをしていました。
12月31日まで2週間毎日休まず朝9時出勤・22時退勤・・・・・
「来年は・・・」とゆっくり考える時間などないに等しかったと記憶しています。
まぁおかげさまで、その月の給料は10万を超えたわけですが・・・・・
結局その職場は2012年2月、自分の意思で辞めさせて頂くことになりました。
ただひたすらにきつかったから、訳がわからなかったから、自分が何者かがわからなかったから。
「挫折」・・・そして、「挫折」から始まった2012年でした。
部活では今年から幹部です。しかも部員はたったの4人・・・・・・・・・
良いことなんて一つもない。残ったのはただのしわ寄せ。辞めていった後輩・同期・先輩がするはずだった苦労・責任でした。
「こんなことなら便乗して辞めてしまえばよかったなぁ。」
「他人本位なんてばかばかしい。もう好き勝手やっちゃおっかなぁ。」
そんな気持ちを腹の中では思いながら、勧誘活動から始まる新年度をスタートしました。
「合気道部・・・興味あります!」
そう言って11人の1年生が入部してくれました。
久々に部活らしくなってきて、「また頑張ってみようかな。」
そういう気持ちに彼らがさせてくれました。
今日まで1年間主務として、部活の先輩として1年生・2年生と接してきました。
その中で感じたことは、誰も彼もが自己中であるということ。特に1年生は「お客様気分」が抜けきらないということ。
ある人は頼まれた仕事がやっつけ仕事になってしまったり、ある人は言われてすぐにやらず自分の都合で作業したり・・・・・
そしてわかったことは、人は鏡であるということ・・・・・
去年までの僕はまさに当時の1年生のような「お客様気分」でいたということです。
だからこそつらいと感じ、訳が分からず、何者かわからなかったのだと思います。
「あの時は、こういうことだったのか・・・」「間違っていたのは自分だったのか」と今になってわかるようになりました。
確かに僕は「挫折」をしました。
でも「挫折」しきることはありませんでした。
もし、バイトも部活も辞めていたら、何も気づけないままの世間知らずになっていました。
そんな一年でした。
2013年も多くの気づきがある年にしていきたいと思います。
来年も神奈川大学合気道部をよろしくお願いいたします。
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