今回の審査は

こんばんは、2年の陰山です。

最近ますます寒くなってきましたね。空気も乾燥し始めたので、この頃肌やのどの調子があまりよくありません。皆さんも体調管理には気を付けてくださいね。

 

昨日(11月10日)は昇級昇段審査があり、今回私は初段審査を受けました。級の時とは違い好きな捌きが出来るということで、私は突きの捌きを選びました。夏休みが終わって部活が始まり、本格的に審査に向けての稽古を始めようとした時に、私は体調を崩して2週間程稽古が出来ませんでした。今回は自分の審査やペアの受けだけでなく、1年生の受けもしなければならなかったので、今までよりも更に稽古時間が必要でした。そのような時に休んでしまい、ペアの相手や自分が受けをとることになっていた1年生にとても迷惑をかけてしまいました。そして同期の中で一番出遅れてしまったので、普段の稽古から審査を意識して臨むようにしていました。

 

今までと違い、初段の審査科目には短刀取りがありました。ペアの短刀取りの技の中には、とび受け身をしなくてならないものがありました。自分は小手返しの飛び受け身が出来ておらず、とても困らせていました。そのことが悔しく、そしてそれが出来ない自分が腹立たしくもありました。なので、先輩に頼んで集中的に飛び受け身の練習をしました。なかなかコツが掴めず苦労しましたが、最後には自分なりのコツを掴むことが出来ました。この時、出来なかったことが出来るようになった時の喜びや嬉しさを思い出しました。自分が1年生の時の初めはよく感じていたことだったのですが。この事もあって、今回の審査に向けての稽古はとても充実したものでした。

 

今回の審査は、今までの審査で一番良かったのではないかと感じています。私は上がり性なので、毎回緊張して自分の動きがほとんど見えていませんでした。しかし初段を受けた今回は、自分の動きや相手の動き、周りをしっかり見ることが出来ました。良い緊張を保ったまま審査を受けることが出来たので、終わった後はとても清々しい気持ちでした。稽古時間は少なかったですが、その分集中して稽古に励んでいたので、本番では焦らず落ち着いて技をかけることが出来たのではないでしょうか。まだまだ細かい部分で見直す必要があるとは思いますが、自分としては悔いのない審査でした。

 

まだビデオに録画した自分の審査の様子を見ていないので、それを見て更に稽古に励みたいと思います。

 

それでは、失礼します。

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