こんにちは
神奈川大学合気道部
4年の林です。
今年も残すところわずかとなりました。
何かと物悲しいこの季節ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、先月の審査会ですが、無事受審者全員が合格することができました。
僕は今回、弐段に昇段したわけですが、
ご指導頂いた師範の先生方を始め、OB・OGの先輩。また、今回受けを取ってくれた主将吉川と2年兼子には大変感謝しております。ありがとうございました。
この場を借りて改めて御礼申し上げます。
僕にはある信念が深く心に突き刺さっています。
”創造をしない。模倣あるのみ”ということ・・・
ある先輩に言われ、ある先生に言われ、何事においても基礎になる考えだといまでも思っています。
以前にも創造と模倣についてお話した記憶がありますが、今回、改めて強く意識しました。
それは、弐段第二課目の素振りです。
特に指定はなく、突きを入れて工夫をとのことで・・・
教わろうにも教わりようのない中、渋々創造を強いられました。
しかしやはり腑に落ちないのが現実でした。
なんだか型として成立していないような、ふわふわした不思議な気持ちでいました。
合気道としての剣。求められている最も合気道を体現している剣は刀法居合でした。
あとは早かったと記憶しています。
真似してつなぐの繰り返しでした。
型としては当然成立している。ずしりとした確信のある気持ちでいました。
しかし、その過程の中に意味合いを考えたことはなかったと思います。
この動きは徒手合気道のどの体現で・・・・とにかく使えそうな部分を継ぎはぎにしていっただけでした。
模倣してきてよかったと思うことは多分にしてありましたが、思わぬ落とし穴に落ちたような気がします。
今後、合気道であれ、他武道であれ、勉強であれ、仕事であれ。意味合いを考えることの大事さを意識しながら行動していこうと思います。
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