モラトリアムの真理

こんにちは

神奈川大学合気道部

4年の林です。

 

 

自分にとって最期のブログ、お付き合い下さい。

 

早いもので大学4年間、もっと言えばモラトリアムがもう終わってしまいます。

 

4月からは、新天地!

恐らく、色んな意味で想像を絶する日々が待っていることと思います。

嬉しいこと、むかつくこと、悲しいこと、楽しいこと・・・

きっとこれから胸やけするくらい経験するでしょう。

 

そしてきっとその度に思い出します。

許されていた頃の自分を。護られていた頃の自分を。

良いことも悪いことも自分次第。すべて自分の責任の下にあるということです。

これがどれほど恐ろしいことか。

イメージがリアルであればあるほどその重みがわかってきます。

 

「支配の中にこそ本当の自由がある。」とはよく言ったものですが、

その裏とうか、続きを僕は言われてきました。

「支配がなければ、それはただの無秩序。正義も悪もない恐ろしい世界。」

 

このことを最近になってよく考えるのです。

親の保護という見方を変えれば支配とも言えるもの。

実は、林家では僕だけが午前様はできませんでした。

保護があるうちは、学生の分際であるうちは、大人のようなことは禁止されていました。

最近になってこの掟は外されました。もう大人になったとのことで。

何とも嬉しいような悲しいような。時間というものを実感するような感覚です。

 

正に、掟が外された僕は無秩序状態。正義も悪もない恐ろしい世界にいます。

こうなればもう自分自身を律していく必要があります。

大人になるということは、こういうことだと考えています。

 

支配と自由の話を聞いたのが丁度4年前。

学部4年間、そして合気道部4年間を継続してきてたどりつたひとつの真理です。

 

 

長らくお世話様でした。

ありがとうございました。